運動が子どもにもたらす効果とリスクについて

幼少期の運動はお子さまの発達にとても重要な要素です。

幼少期に運動の重要性をしっかりと理解し、実践することで、お子さまの成長に大きな影響がございます。

そこで今回は運動の効果とリスクについて、ご紹介いたします。

運動で基礎体力の向上が期待できる?

 

幼児期は、大人の8割程度までに神経機能が著しく発達する時期です。
全身を使って力いっぱい身体を動かすことや続けて身体を動かして遊ぶ経験を積むには大切な時期と言えることでしょう。

幼児期に身につけておきたい基本動作

神経機能にも影響する基本動作には以下のものがあります。

立つ、座る、乗る、転がる、渡る、起きる、ぶら下がる、浮く、回る、走る、登る、歩く、跳ねる、避ける、飛ぶ、くぐる、滑る、這う、持つ、支える、運ぶ、押す、当てる、掘る、蹴る、捉える、捕る、打つ、つかむ、積む、握る、こぐ、投げる、倒す、引く

発達段階にもよりますが、いくつくらいできるようになっているかお子さまの様子を観察してチェックしてみましょう。普段何気なくやっている動作も上記の動作を複数重ねて行っていることがほとんどです。

基礎体力で特に未習得のまま成長している動作って?

上記のように、たくさんの基本動作がありますが特に生活環境の変化や便利な社会になってきたことにより、「走る」「投げる」「転がる」の3つの動作は、十分に習得されないまま育っている状況があります。
基礎体力がないことにより、ゆめラボでも少し歩くと「疲れた」など、言葉にする子どもたちも見かけます。

 

意識してつけたい基本動作
・走る
・投げる
・転がる

 

運動不足になるとどんな影響があるの?

 

運動不足が身体にも精神面でも影響があることは、何となくわかること予想できることではないでしょうか?
近年は、近い距離でも車で移動したり歩く経験が減ってきています。

遊びも外での遊び経験が少なく、室内での遊びに偏りがちになってはいないでしょうか?
その結果、姿勢を保つことが難しく、背中を丸めていたり、立っていること寝転がることが多い様子もゆめラボの中でも見かけることがあります。

運動不足と体幹の弱さとは?

ゆめラボでは、よく「体感が弱いんです」というお声をいただきます。
自分の足でしばらくの時間立つことになれていない子もいます。その場で座り込んでしまうのです。
ご家庭での普段の生活でいすに座る経験がない場合などは、特に地面に寝転がることが多いように思います。

 

また、身体の構造だけではなく視覚でとらえることができているのかも考えられる場合はあります。
見えている世界が斜視が入っていたり、色の認識であったり、上下左右の見える範囲に差があったりなど本人にしかわからない視覚的な機能の影響も運動不足に影響します。
その結果ぶつかったり、転んだりの経験が人より多くなると行動に制限がかかり結果として、運動不足につながっていきます。
発達障害のあるお子さまは、視力の検査や本人の感覚が正確にわかる検査が現状把握できないものが多いため、気づかれない場合が多くあります。

運動不足がもたらす日常生活の支障について

運動不足により、骨や筋肉・神経系の発達に影響を与えることは、バランス感覚を十分に身につけることができなくなることにつながります。
バランス感覚が欠けてしまうと日常の中で、けがをしやすくなる場面が多くなります。
幼児期の基礎体力や運動は、お子さま一人で行うことは難しく、関わる保護者様や養育に関わるものの役割が多く、その先の生活にも影響を与えるものとなります。

ゆめラボでも座って取り組む際には、腕の動きや目線の運び方、微細運動、姿勢などの細かな部分も一人ひとり個別で支援を行っています。
大スペースでは、体幹や全身の基本動作を意識した動きのできる遊びを取り入れています。

親子で運動しよう!

 

ここまでの話の中で、幼児期の親子の関わりの中で意識して運動を行うことがお子さまの体力作り、身体発達にいい影響を与えることは、お分かりいただけたのではないかと思います。

具体的に、どんなことができるのか見ていきましょう。

一緒にできる外遊びにはどんなものがある?

一緒に遊ぶといっても、育児をしながら家事も仕事も忙しい保護者様にとって遊ぶ時間を確保することからかもしれません。
子どもは、模倣することからはじめて、できることが増えてくると行動範囲が広がり、自分でやりたい欲求へとつながっていきます。
それまでの間、自分でできるようになるためにも一緒に遊ぶ時間を意識して取っていきましょう。

 

外遊びですぐにできることは、近所の公園などの遊具を使った運動遊びです。
ブランコや滑り台、ジャングルジム、鉄棒、シーソーなど自分の体が動くことの楽しさを一緒に感じていくことです。
最近は、砂場で遊ぶことを敬遠されるご家庭もありますが、砂の感覚を感じることもとても大事な刺激と言えます。
公園では、地面に線を書いてけんぱや陣取りゲーム、たか鬼、缶けり、だるまさんが転んだなど「昔遊び」と言われるものも一緒にできる遊びです。

一緒にできる室内遊びはどんなものがある?

外で遊ぶ経験は広い範囲でいっぱい体を動かすことができます。しかし、現在の運動に関するデータ等からも外遊びの時間の減少は、すでに起こってり物理上、室内での遊びを行う場合どういった遊びがあるでしょうか?
「スマホやタブレットを与えてみている時間が多い」という声もよく聞きます。
ここで、室内でできる遊びをご紹介いたします。
音楽をかけたり、ダンス動画などをみてリズムに合わせて踊ることも室内でできる遊びの一つです。
また、家の中などに宝を隠して、宝探しゲームを行うもの創造力と視覚、身体全体を使って遊べるものとなります。
宝を何にするかなど一緒に考えながら進めるのもいいでしょう。

まとめ

今回の記事では、運動が子どもにもたらす効果とリスクについてご紹介いたしました。幼児期のお子さまが一人でできる運動は限られています。

関わる保護者様、養育に関わるものの意識と姿勢にかかっています。私自身も子育てをする中で、家事と仕事と育児との両立の中で一緒に遊ぶ、運動するといった時間を中々意識することはできていなかった反省があります。
時間は、10分でいいのです。少しの時間一緒に身体を使って運動することを取り入れるうえでの参考になれば幸いです。

ゆめラボでは、基本動作の習得や体幹の状況等十分なカウンセリングと観察でお子さまの支援を個別で行っています。

少しでも気になることがございましたら、ぜひ一度ゆめラボへお問合せください。

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