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【児童発達支援ゆめラボ】療育プログラムのご紹介

 

児童発達支援事業所を選ぶ際に、「療育プログラム」を重視するという割合は、高い項目となっています。

 

今回はゆめラボの療育プログラムについて、詳しくご紹介します。

児童発達支援事業所を「利用はしてみたいけど・・・」「実際にどんなことをしているのか知りたい」などの声の参考になれば幸いです。

お子さまの発達段階に合わせた「個別療育」

 

発達支援の療育のスタイルは、「集団型」「個別型」「小集団型」と一度に対応する数と狙いに合わせたスタイルと「短時間型」「長時間型」の時間の長さも特徴があります。
「集団型」「小集団型」では、「長時間療育」を行っているところが多いように思います。

お友達の関わりや長時間見ることができるため、保護者様のお子さまと離れた時間を過ごすことができるのはメリットと言えます。
「個別型」の場合、個々の発達段階に合わせて担当職員が個別に支援できる点がメリットです。

個別療育に特化した児童発達支援

ゆめラボでは、個別療育を行っています。療育時間は1時間です。

お子さまの発達段階とお困りごとに合わせて、個別支援計画を作成し、一つひとつの課題を個別で支援しています。主に、TEACCH(ティーチ)プログラムを応用して、微細運動と体幹を意識した粗大運動、ビジョントレーニングをおこなっています。

 

個別療育を行う理由は、一つの課題に対しての到達度合いは、お子さま一人ひとり違うものです。支援の方法も無数にあります。その時の体調や状況でできていたことができなかったりするものです。集団では、そういった細やかな部分が支援しにくいと考えたからです。

ゆめラボの療育方針について

ゆめラボでは、すべての発達につながる五感を大事にしています
保護者様のご相談の中には、「字が書けるようになってほしい」「時計が読めるようになってほしい」などの就学に向けてのご不安ごとを伺うことがよくあります。

発達段階の中で学習・運動・社会性のスキル・コミュニケーションの能力は、基礎となる感覚刺激の発達があって成り立ちます。
「参考資料」子どもの発達と感覚統合

 

前庭覚、固有覚、触覚、視覚、聴覚の五感を大切に育てていくことで、課題を積み重ねていきます。

発達過程の土台となる部分ですので、五感が十分に発達していない場合、そこに新たな要素を積み上げても崩れやすい状態となります

。だからこそ、ゆめラボでは、土台となる五感を育むことを大事にスモールステップでの課題を積み上げていきます。

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療育プログラムのご紹介

 

次に、療育プログラムについてご紹介いたします。

一言に「療育」といってもいろんな支援方法が存在します。

 

また、利用される保護者様は、この療育プログラムの内容を大事にされている傾向が強いとされています。
療育を受けるのであれば、望む療育を行ってくれるところを選びたいですよね。

ゆめラボの療育プログラムについて

ゆめラボでは、発達に遅れのあるお子様の先の将来を見据えた支援を一番大切にしています。

特に生活の中での基本動作に関する部分の支援を中心に動作を分解し、手や指先の動作、複数の動作を重複した協応動作を課題を通して練習し、自分の力でできることを増やしていけるよう支援しています。

 

また、ご利用いただくお子さまは、ASDや知的障害のあるお子様が多いため、TEACCH(ティーチ)プログラムを取り入れ、より過ごしやすい環境であるよう環境の構造化にも力を入れています。

 

また、絵カードによる視覚の構造化も取り入れています。見通しが示されることで安心して過ごすことができる特性を配慮して、スケジューリングで一日の流れを一人ひとり提示して過ごすことを行っています。

 

個別療育でありながら、大スペースでは、状況に応じてお友達との関わり方を身につけるためのSST(ソーシャルスキルトレーニング)も取り入れています。
現在取り組んでいることとして、トイレトレーニング、食事の場面、運筆、ビジョントレーニング、体幹運動なども要望により取り入れています。

指先の動きを意識したトレーニング

微細運動といわれる課題です。指先を使ったトレーニングとして、指と指を合わせて行う動作、指と指と離して行う動作、強く握ることが必要な動作など複数あります。
物を掴むことが初期段階でできる動作です。つかんで箱に入れたり、形を合わせたり。

身近なものでも、紙を折ったり、ボタンをとめたり、フックをとめたり、ファスナーを挙げたりおろしたり、ひもを通したり、シールを貼ったり、ぬりえやお絵かきなどでペンを持って書いたり、ハサミやのり、お箸やスプーンの持ち方、指先を使ったいろんな動作を課題を変えて練習します。

 

椅子に座って、机に向かって決めた課題に取り組みます。
課題に向き合うことで集中する力もついていきます。

小学校入学に向けての運筆練習

児童発達支援での療育の受けるタイミングは、1歳半検診や3歳児検診、また就学前検診での発達の遅れを感じて利用を開始されることが多いため、小学校入学前の限られ期間での利用をされる方も多くいらっしゃいます。

 

小学校入学までに発達に遅れがあるお子様が向き合う課題は、

①45分の授業時間を集中できるのか
②時間に沿って行動できるのか
③持ち物の管理ができるかどうか
④授業についていけるかどうか
⑤お友達との関わり、ルールや気持ちを伝えること、気持ちを汲むこと

こういったことが挙げられます。

 

その中でも運筆に関して、発達に遅れのあるお子さまによく見られるのが、筆圧が弱いということです。力の加減調整が苦手な傾向から枠の中に字を書くことがなかなか難しい傾向があります。

 

鉛筆での線を引く練習から丸の線、ジグザク線、線が書けるようになって来たら自分の名前を書くことを練習します。
書けるようになったら、今度は、見本を見てノートに写す練習です。
小学校では黒板の字をノートに写すということが必要となります。

初めは補助プリントや合理的配慮により板書が苦手な場合、学校側でも対応していただけることも最近はよく見られます。

運動療育プログラム「粗大運動」のご紹介

 

ゆめラボでは座学による個別の課題と粗大運動を組み合わせて取り入れています。

続いては大スペースで粗大運動についてご紹介いたします。

体幹を鍛える重要性について

現在の生活習慣の中で、身体全体を意識して使う場面がだんだんと少なくなってきています。近い距離でも車で移動したり、公園で走り回る経験や外で遊ぶこと自体が少なくなってきました。

ソファーで寝そべったり、じゅうたんの上に寝転がって過ごしたりする機会も多くなっていないでしょうか?正座をする場面などもだんだん少なくなってきました。
子どものことの遊びも昔遊びが減ってきています。

 

昔ながらの遊びや環境は、自然と体幹を鍛える要素が含まれていました。
それが、現在少なくなってきたことで、身体を支える基本となる体幹が弱かったり、感覚や運動機能の発達に遅れが見られていることも起こっているようです。
体幹を鍛えることは、平衡感覚や固有覚を鍛えることにつながります。

この土台があって認知活動や学習を積み上げていくのでとても重要な点であるといえます。

バランス感覚を鍛える療育プログラム

そうした重要な体幹を鍛えること、バランス感を習得することを運動の中に組み入れて療育は行っています。

よくあるのは、バランスボールやトランポリン、ブランコやボルタリングです。バランスストーンや平均台、巧技台なども効果的です。

 

大型の遊具を使用しなくても、縄跳びやけんぱ、手押し車や缶ぽっくり、昔遊びの高おになど身近なものもバランス感覚を鍛える療育に変えることができます。
ゆめラボでは、発達の段階に合わせてバランス感を刺激する運動をスケジュールに組み込んでいます。

体幹運動・粗大運動をご家庭でもできる形で

体幹運動も粗大運動もご家庭でもできることが一番ですね。

ゆめラボでは、いろんな運動を療育で行っているのでその段階にあった動作や行動を家でもやってみることをお勧めしています。

どういったことを取り組めばいいか療育後や報告面談などでご案内しています。

家のものを押して動かしてみたり、ひぱって見たり、布団やベットの上で転がったり、もぐったり。
そうした動きも粗大運動になりますね。

公園の遊具は、ジャングルジムやブランコ、シーソー、滑り台などは、体幹を意識して運動できるいい遊具なんです。親子での触れ合いも感じることができる点でも一緒に遊ぶ時間もお勧めます。

まとめ

 

児童発達支援の施設を利用しての療育を望まれる方もおおくなり、新しい事業所もこの数年で急激に増えてきました。

もちろん、ゆめラボのその一つです。

増えてきた分、療育の内容についての違いが表れてきているのも事実です。
ご家庭でできる療育ももちろんあります。専門的にお子さまの発達過程を確認したうえで適切な療育を行うことも必要です。
何より、早期の療育は発達に遅れがあったり、障害のあるお子さまにとっては大切な時期であります。

少しでもできることを増やして次のステージである小学校へとつなげていってほしいと願っています。

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